活動内容リポートREPORT

野鳥観察会「善福寺公園の自然と冬鳥」

2024.02.29

野鳥観察会「善福寺公園の自然と冬鳥」

2月18日、白梅、紅梅は盛りを過ぎ、河津サクラは3分咲きとなっていて、この時期にしては暑いくらいの良いお天気!
17名の皆様に参加していただき、善福寺公園で久しぶりの野鳥観察会を行いました。
観察開始の前に、配布資料で「最近のスズメの減少と住宅事情」、「ワカケホンセイインコの巣作り」について説明、都会の野鳥がかかえている問題についてレクチャーしました。
その後2班に分かれて、ボート乗場前広場から上ノ池を時計回りに、内田秀五郎像、遅野井の滝、管理事務所、そしてバス通りを渡って下ノ池へというルートで観察をしました。

 

杉並周辺に一年中いる鳥、国内を行ったり来たりしている鳥、冬越しのために北の国からやってきている冬の使者など、いろいろな鳥が見られました。
遅野井の滝手前ではホシゴイが見られ、この時期だけのかざり羽が素敵な成鳥ゴイサギを皆さんとプロミナで楽しんでいたところ、カワセミの声。
カワセミは、どこかと探していたら「参加者があそこ! あそこにいます」と教えてくれました。そこでは「ヒドリ(ガモ)もいます」といってもらえ、皆さんが楽しんで見つけて下さったりしました。
今年の冬も日々の気温差が激しく、既に北帰行を始めたカモ類もいて、この秋の再会を参加者と共に祈った班も。

 

 

野鳥の観察をしながら、気候変動のこと、気候変動の野鳥への影響のお話もし、10年後も100年後の人たちも同じような野鳥を、この時期に観察してほしいですねというお話をしました。

見ていたらカルガモ夫婦の1羽が威嚇したのか内側の羽を出して

奇妙な形を見せました。

 

観察できた鳥
オオタカ ジョウビタキ ウグイス
カイツブリ  カルガモ ヒドリガモ オナガガモ
キンクロハジロ ゴイサギ(ホシゴイも) アオサギ
オオバン キジバト ドバト カワセミ
ヒヨドリ ツグミ シジュウカラ メジロ
ムクドリ ハシブトガラス ハシボソガラス
(ワカケ)ホンセイインコ  22種

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