活動内容リポートREPORT

善福寺上の池  樹木観察会 夏

2024.09.13

善福寺上の池  樹木観察会 夏

観察会当日の気温は30度に届かない最高気温28.4度、最低気温20.8度の曇りの天気でした。梅雨も明けまじかの蒸し暑い1日でした。この季節の開花している花はウツギ・アジサイがメインで、春に咲いていたサンシュユ・ロウバイ・マユミなど青い実をつけています。

上の池を反時計回りに、参加者同士のソーシャルデスタンスに気を使いながら進めました。

 

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ムクノキの板状根を前に、熱帯地方に多い樹木の板根の例を出しながら説明しました。

熱帯地方では、表土が10cmくらいしかないために、巨大な樹木本体を支える為に地表から2mを超える板根もあるそうです。

 

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観察会の最初はいつもユリノキの説明から始まります。明治9年開催のウイーンの万博から田中芳夫博士が30粒のユリノキの種を日本に持ち込み、新宿御苑に植えこんだことが始まりとされています。大正天皇が皇太子の時代にユリノキと命名しました。

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この季節、メインはやはりアジサイです。アジサイの種類、アジサイの真花と装飾花、それとなんといっても、アジサイにまつわる楠本タキとシーボルト博士との悲運の話です。

楠本 タキ、日本で最初の女医である楠本イネ、そして楠本 タダと親子3代にわたっての悲しい運命です。

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